ビジネス上の必須スキルとなっている文章力。販促に役立つ文章力を身につけるノウハウを連載でお伝えしていきます。想定しているケースはブログや機関紙などの媒体での活用です。
第1回目はタイトルです。当然ですがタイトルは最初に目に触れる部分です。重要なのは当然です。人はタイトルにより本文を想像します。結果、タイトルに興味を持たなければ本文は読みません。
従って、タイトルづくりに大切なのは「興味を引く」ことです。では興味を引くタイトルの考え方を整理してみましょう。

 
1)問いかける
「・・・とは」など質問形式にすることで、その答えを知りたい、自分なりの答えと同じか確認したいと感じます。
 
2)感情を入れる
「あっと驚く・・・」など感情的な言葉や、会話的な文にして感情に訴える。
 
3)数字を入れる
「2倍得する・・・」など。販促新聞の10号でも書きましたが、数字の持つ力は絶大です。数字は文字よりも目立ちます。また、数字が入ることでより具体的な印象を与えます。
 
4)伏せ字を使う
「その秘密は◯◯」のように、伏せ字部分への興味から本文へと誘導。
 
5)キーワードを入れる
Webやブログへの掲載文の場合には、これが最も重要なポイントになります。Googleの検索エンジンは何よりもタイトルを重視します。タイトルは本文を要約したものと捉えているからです。
 
以上のポイントを抑えた効果的なタイトルは、本文に含まれる検索キーワード(情報を求めている人が検索するワード)を使い、1〜4を意識することです。